
SMに惹かれる子たちの多くは主従,
隷属という,心身の実力的な支配に
興味を持っています。 しかし,その
一方では,SMを象徴する加虐的な
性行為に反発を覚える子もいます。
「お仕置き」という言葉を聞いたとき,
個々の性的な興奮を伴う叱責や折檻を
想像する子たちがいます。子供の頃に
覚えた性的な羞恥心の記憶を,自分の
望む淫らな物語として想像するのです。
たとえば小学6年生のとき,お尻の穴に
座薬を挿れた体験から,アナルの自慰を
覚えてしまった女の子がいます。
この子は父親から座薬の説明をされ,
「 1人で,おトイレできるか?」
と訊かれたことから性的な羞恥心を
刺激されてしまいます。
実際は,父親に何かをされたわけでは
ありません。でも,(もし, お父さんの
指で座薬を挿れられてしまったら)と
想像し,その想像が性的な興奮を伴い,
淫らな欲求を創りあげるようになって
いきます。
実在の父親ではない想像の「パパ」に,
「おうちの2階の寝室で」「お尻の穴の
お薬を挿れてもらう」「パパのお指で
ウンチのおつうじが良くなるしつけを
してもらう 」などの淫らな想像に耽り,
その子はアナルでの自慰を覚えるように
なるのです。
大人に成長して,子供の頃に覚えた性の
欲求が身体から離れないとき,その子は
「 お仕置き 」という言葉に,強い願望を
自覚するようになるのでしょう。
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